幸福はささやかに・・・

気の伝染~

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    *リンゴの原種みたいで、いい写真ですね!(お借りしたもの)

 

 

 

今日は知人に誘われて、ランチに出かけてきました。

小雨の降る中、これがだんだん雪に変わるんだよなあ…と思いながら、久しぶりにおしゃべりに興じた数時間でした。

 

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話は変わりますが……

昨夜、真夜中にパッと目が覚め、動悸が激しくてしばらく茫然としていました。

なんとなく映像が残ってはいたのですが、夢はとにかく支離滅裂で、ちょっと考えてみると、何らかの「深い孤独」に対する(というか、その渦中にある)恐怖のようでした。

 

と言っても、現実の私は孤独ではないし、何の過不足もありません。

多分、現在いらしている方の、また昨日研修で帰った若い女の子の、私の父の晩年の寂しさ、そして大きく言えば人類の孤独みたいなものが混ざって、少~しだけ私に映ったのかと思い至りました。

 

それは、例えばニュースなどでいじめで自殺したり、子供の虐待などを知った後に、しばらくもやもやと嫌な気持ちが続くような感じに似ているでしょうか。

 

私の場合、きっとそうなることで、相手の方はほんの少しだけ楽になっていくだろう、気の伝染みたいなものともいえるかと思います。相手はもちろん、わからないこと。

 

父に関しては、ずっと晩年が可哀そうな気がしていましたので、自分もできるだけのことはしたはずなのに、どうも何か心の奥に残っていて、時々何らかの形で出てきます。

 

 

夢の余韻を思い出すと、息苦しく、とても悲しく、胸が締め付けられたので、もしかすると孤独のふちにいる方は、そうしたものを感じているのかと思いました。ほんとうに、大変なんだろうなと…。

今日のお出かけは、(普段ならあまりしないんですけれど)他愛ないおしゃべりができきて、その夢を一応リセットするのに役立ちました。

 

でなければ、私まで何かわからない暗い底に落ちてしまいそうです。

 

和尚様は、なるべく怖かったり残虐なシーンの多い映画はなるべく観るな、と私に仰いますが、何か感じておられるのでしょう。

ただ、戦争ものだけは、人間として観なくてはいけない、と自分で決めているので、一度深呼吸して十分客観的になってから、覚悟して観るようにしています。

 

 

今日は、辻井さんのこれを聴いて、元気をもらいました。

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「気」は、本当に不思議なものです。

私がこのお寺にいるのは、紆余曲折ばかりでなく、ここの気が合っているからかもしれません。

そして、音楽が自分をいい意味のどきどきする世界に連れて行ってくれるのも、この頃よくよくわかります。特に、ベートーヴェン─あの頑固で純粋な方の聖なる音楽は、いつ聴いても背が伸びて、時に涙が出ます。

 

 

「自然に元気でいる」ことは、周りの人のためにもなっているのでしょうね。

 

これから冬を迎える樹々は、葉を落として淋しい姿でも、凛としてあります。ものすごい気だなあ、と尊敬してしまいます。

 

今日の私は深呼吸して、自分を意識の中で抱きしめてから寝ようかな、と思っているところです。