幸福はささやかに・・・

庭づくりのなかで

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野仏

 

和尚様に少しご縁のあった故人の方が、生前石仏を彫られていました。

その作品を、お庭にたくさん残していかれたそうです。

 

時が経ち、私どものお寺にその石仏を「よかったら、もらい受けてほしい」という話がまわりまわってやってきたので、一度見学してから、少し前に頂いてまいりました。

 

その数、幾つでしょう・・かなりたくさん・・。

造園屋さんのトラックで運んだくらいです。

 

これから数年かけて庭と、隣接する小さい山をきれいにしていくため、和尚様はあちこちに置く、と張り切っておられ、そのうちの幾つかが今日、配置されました。

上はその中の一つ。

 

もう何十年か経っているせいか、いい具合に風化し、草むらにおいても普通の石の如く馴染んで見えます。

 

 

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     こちらは大きい方です。

 

作られた方には、大分昔にちょとお会いしたことがあったのですが、実を言えば私には苦手な感じの方でした。(失礼ですが)

 

しかしこうして石仏を見ますと、心がちょっとほどけるような感じを受けました。

こうして生かされる日が来るとは、思えば不思議なご縁です。

 

 

そして、ここは手作りを大切にするお寺。(貧乏ということも理由の一つですが、手をかけることでいろいろ学べるのが一番のいいことです)

若い僧侶の皆さんも休み返上で、日々いろいろ頑張っておいでです。

九州からもおひとり、うちで得度した方が駆けつけて下さって、力を得ているこの頃です。

 

全体像をご紹介するのはまだまだ先のことですが、少しずつ一部をアップしてまいりますね。

今日の気持ちを一言でいえば……

 

   草むらに野仏置けば 馴染みたり 

        眺める者に笑みを咲かせん

 

 

 ──ちょっと、すっといかなかったかな? どうも失礼しました。