幸福はささやかに・・・

方言

  

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今日は処暑が過ぎて3日目。暦の通り、なんだか涼しい。

 

銀河鉄道の父』を読んでいると、方言が懐かしくてププッと笑ってしまいます。

今は家を壊しましたが、育ったところが賢治さんの家(現在は弟さんご家族の)近くでした。

 

「まっごど そういえば」は、お祖母ちゃんは「まぐど」と言ってましたし、だめだ、ということは「わがね」また「わがねじゃ」って。「どうして?」は「なして?」。

 あと書いてないけれど、「無精者、無精」のことを「せっこぎ」。

 

「まったくどうしようもないな」は「なんたら、すたくたね」。

滅多に使いませんが「叩くぞ」は「ふたつけるぞ」。

 これは、お寺で育った九州生まれの子が、渋民に来てから最初のころ苛めにあい、言われたそうで、「ふたつけるぞ」を(なんで、怒っているのに何か2つくれるんだろう」と不思議だったそうです。渋民もフタツケルって言うんだなあと思いました。

 

 強情っぱりは「ゴンボ掘り」、ゴボウを掘るのが大変なところからついたとか。

 寒いとか暑いは、省略形で「さむ」「あっつ」とか言います。

 すごく寒いのは「しばれる」。

 冷たいは「ひゃっけ」または「しゃっけ」。

 子供は「わらし」「わらしこ」。

 食べろは「け」。遅いは「おせ」。早いは「はえ」。ハエも「ハエ」ですが。

 いくら?は「なんぼ?」。ありがとうは「どうも」。

 花巻弁の語尾には「なは」「なはん」が付きます。女性言葉でしょうか。

 「あのね」が「あのなはん」。

 名詞の後に「こ」をつける。わらしこ、こっこ(ひよこなど、動物の赤ちゃんなど)、お茶っこ、お湯っこ、あねっこ(若い女性)、馬っこ(馬)、ゆぎっこ(雪)他。

 可哀そう、可愛すぎることを「むじぇ」「むじぇこと」。

 

 

 たとえば「温泉に行って来たらお湯がとても熱くて、びっくりした」は

「ゆっこさいってきたらば、ゆ~あっつくてさ、まってびっくりしたじゃ(たまげたじゃ)」みたいな。

 「あのね、昨日先生が言っていたこと、わかる?」は

「あのなは、きのうせんせいってらごど、わがるっか?」みたいな。

 

 最近はそうそう方言で喋っている子供はいませんけれどね~、いると可愛くて。

 方言は、その土地の人と会うと自然に出ますが、未だに全く知らないものも時にあります。やっぱりほっこりするので、なくならないでほしいですね。

 

 関係ないけれど、私が好きな九州の言葉は「とっとっと?」。

「とっておこうか?」だそう。それぞれに、いい味出してます。