今日はそんな日

 

 

何かのせいにできないことを

知っているくせに

淋しさを拾おうと

雨後の林下を見つめた

 

 確かに闇はあり

 土は湿って黒く沈んでいる

 

  

私は悩むでもなく

問うでもなく

鎮まりたかっただけかもしれない

 

そんな理由にならないことを

思い浮かべているうちに

もう逢魔が時

 

 あ、お寺の鐘・・

 ヒグラシはまださかんに鳴いている

 

もやっとしたまま

過ぎる時もいい

今日は そんな日なのだ

 今日はそんな・・