さもなくも愛おしい日々。

「蜩の記」を観て

 とうとう行ってきました。9時半からの映画で、レディースデイということで安く鑑賞できました。

 本は読んでいないのですが、映画としてはとても完成度が高いと感じました。何より役所さんの演技が自然体でしかも腹の決まった武士の静かな、しかし熱いものをもった佇まいに(ああ、今まで観た役所さんの中で一番いいなあ)と、何をやっても上手い方ですが、こうした役は最も似合うと改めて思った次第です。

 きっと原作もいいのでしょう。

 奥様役の原田美枝子さんも品があって、切腹する事が決まっている主人を支えながら笑みを絶やさず、まるで皇后様みたいに思えました。

 役者がそろっているから、安心して観る事が出来たのかも・・

 岡田君は深刻な顔がいい。立ち回りというか、剣の使い方がなかなか上手くなってきましたね。真田さんのようになってほしいな。堀北さんは可愛い。あまりいつもと変わらない演技ですが・・・でもいい役者さんたちと演技することで、品も学ぶのでは?

 

それと重要な場面はわが県で撮ったものなので、やはり映像が綺麗でした。正法寺は私のおじいちゃんがそこの千年杉に毎年注連縄を奉納していたこともあって、よく知っています。昔は永平寺より格の高いお寺でした。パッと観て、(あれ、この石段見たことあるなあ)と思ったら、やっぱり・・・

由緒ある静かな、とてもいいところです。

 

お話は、本または映画をご覧下さいね。反対になったけど本も読んでみようと思います。


映画『蜩ノ記』公式サイト

 

分別の心からはなれ、今をただ自在に生かされますよう・・ 。