さもなくも愛おしい日々。

雨と風

   f:id:moshiryu33:20140613093319g:plain 雨と、風も強い日です。


 今日は托鉢を中止しました。息子も、「こりゃダメだな!」とお天気を見て、判断。

 私はムネ君の典座(お粥担当等)のトッピングメニュー40種の書き込みを、傍について見ています。彼は、知能は100を切るくらいですが、お粥とかはちゃんと作ります。しかし、時々固まる癖があって、苦手なことにはいつまでたってもとりかかりません。それで、最近一緒に考えたり、アドバイスしているという訳です。
 おそらく人には隠れた小さな障害があって、多分私も何か病気(甲状腺とは別に)でしょうし、どんな人にもそれはあるでしょう。彼の場合は、経験知が驚く程少ない。持病があるのと、一般の人とはかけ離れた苦労をしてきたので、彼なりに身を守るために固まって、やり過ごしてきたのだと思えます。でもここではもう、安心して暮らせるわけですから、その固まりをほぐして、心をほぐして、前に向かっていけるはず。そういうことで、和尚様はあえて彼に重要な役目の典座を任せているのです。始めてからもう10年近いのではないでしょうか。それでも悲しいことに一度も合格したことはありません。

 ほんとに和尚様は我慢強く、障害があろうとなかろうと、人を信じようとする力が大きい。(しかし、頭でっかちの自信家に対してはかなり厳しく、突き放します。)超リアルのところを問題とし、ほとんどはその人に任せる。
 ムネ君についてみて、今まで彼をほとんど知らなかったんだ、ということを理解しました。彼の出来るところやいいところ、そして「何ができなくて何がわからないのか」が、少し見えてきた気がします。

 自分の息子はありがたいことに小さい時から自立心が旺盛で、勝手に逞しく大人になってくれました。少々荒いですが、それでも他者に対して心優しく、私でも尊敬できる面があります。ムネ君はその意味では遅すぎる人(彼はもう38歳です)だし、難しいことは無理ですが、私のもうひとりの息子のつもりで接したいのです。

 彼の苦労の一端しか知りませんが、よくぐれもせず来たなあ、と思うし、私が疲れているとジュースとか買ってきてくれて、そっとお菓子と一緒に持って来てくれる優しい子でもあります。
 そういうふうに見れば、みんな優しい面があり、いい子ばかり。

 さて、ちょこっと書き写すだけのことを、35分でまだ出来てないようですが、どうなることやら・・・。仕上げを御覧じろ、ですね。