さもなくも愛おしい日々。

昨日5月6日は鑑真和尚様の命日

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        鑑真大和上 688~763年

唐の揚州に生まれ、14歳で出家し、洛陽・長安で修行を積み、713年に故郷の大雲寺に戻り、江南第一の大師と称されました。
天宝元年(742)、第9次遣唐使船で唐を訪れていた留学僧・栄叡(ようえい)、普照(ふしょう)から、朝廷の「伝戒の師」としての招請を受け、渡日を決意。その後の12年間に5回の渡航を試みて失敗、次第に視力を失うこととなりましたが、天平勝宝5年(753)、6回目にして遂に日本の地を踏まれました。
以後、76歳までの10年間のうち5年を東大寺で、残りの5年を唐招提寺で過ごされ、天皇を始めとする多くの人々に授戒をされました。
その渡航の様子は、「東征伝絵巻」(重文)に描かれています。

          *上記は、唐招提寺様のサイトからそのままお借りしました。


子供の頃教科書で知った時から、(鑑真和尚様って偉いなあ・・)と思ってきました。本当に昔の中国には偉い人がたくさんいらしたんだと今更ながら感心します。
この方がおらなければ「戒」が伝わらず、鑑真様が日本にいらして初めて仏教が伝わったことになる、と今朝のお説法で初めて知りました。

 鑑真様をお祀りしています唐招提寺に、こんな芭蕉の句もあります。


       若葉して 御目の雫 ぬぐはばや

和尚様の見えない目の涙を(この季節の)若葉たちがやさしくぬぐうでしょう、というような意味でしょうか。なんだかじ~んとします。故人を偲び、それにまつわるエピソードや教訓をいただくのはとても楽しく、感動を新たにします。