幸福はささやかに・・・

3月号の原稿からちょこっと。

*3月号の冊子の最後に載せる、いつもさらっと書いている自分のコーナーです。ページ数によって、割愛することもしばしば。ブログ用に少し解説も加え・・今回は、こんな風。 喫茶去 思遠 早くも弥生を迎え、陽射しもいよいよ春めいてまいりました。いつもで…

好きな本から

およそどんな冗舌にも不足していないような時代に不足しているのはただ一つ、ほんとうに必要な言葉だ。みずからゆたかに沈黙できるような言葉だ。 モーツアルトのように─長田 弘『私の好きな孤独』より とても好きな長田弘さん、今日はその一節が心に響きま…

12月号の冊子に掲載する名詩

五億年 村上昭夫 五億年の雨が降り 五億年の雪が降り それから私は 何処にもいなくなる 闘いという闘いが総て終りを告げ 一匹の虫だけが静かに歌っている その時 例えばコオロギのようなものかもしれない 五億年以前を鳴いたという その無量のかなしみをこめ…